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運営管理を一括して民間に委託するアウトソーシンーグを積極的に推進する。

3 行政情報化推進のための基盤整備

(1) 行政部門総体として総合的な情報化を推進するための共通基盤として、パソコン等情報機器、LAN、省庁内ネットワークを整備するとともに、霞が関WAN一の活用による行政部門を通ずる汎用性の高い総合的・広域的な行政情報通信ネットワークを整備する。

ア 省庁内ネットワーク基盤の高度化

?@ 地方支分部局等を含め、引き続き、必要な職員へのパソコン1人1台の配備を進めるとともに、業務形態に応じ、庁外業務のためのモバイル端末等情報機器の整備を推進する。

?A 地方支分部局等を含め、引き続き、LANの整備を進めるとともに、本省庁、地方支分部局等のLANを接続する省庁内ネットワークの整備を進める。

?B 既設のLAN及台省庁内ネットワークについて、業務形態に応じたマルチメディアヘの対応等機能の高度化を推進する。

イ 行政部門を通ずるネットワーク基盤の整備

?@ 霞が関WANについて、高度なアクセス制限機能、セキュリティ確保機能に関する技術の導入等により、一層の機能の高度化を推進する。

?A 行政部門を通ずる情報交換、情報共有の推進、ワンストップサービスの実施等を図るため、霞が関WANの活用により、地方公共団体、特殊法人、認可法人等を結ぶ汎用性の高い総合的・広域的な行政情報通信ネットワークシステム(ADMlX)の整備を推進する。

?B 個別事業の広域ネットワークについて、情報通信技術の進展、国民へのサービス向上の要請に対応し、機能の高度化を推進するとともに、業務形態に応じて、関連する他のネットワークとの相互接続性の確保を図る。

ウ 行政部門・民間部門間のネットワーク基盤の確立

?@ 社会の情報化の進展、民間部門の二一ズの多様化に対応し、行政情報の提供、申請・届出等手続を実施するため、インターネットの活用を図ることとし、地方支分部局等を含め、インターネット・ホームページの整備を推進する。

?A 個別業務システムについて、申請・届出等手続、データ交換等のオンライン化を実施していくため、業務形態に応じて、専用ネットワーク、インターネット等の活用により、民間部門との間のネットワーク化を推進する。

(2) 情報システムについて、関連する他のシステムとの接続や柔軟なシステムの構築を容易にするための国際標準又は事実上の標準(以下「国際的な標準」という。)の採用によるオープンシステム化の推進、効率的で高度な情報シ

 

 

 

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