●受注企業向けサービス
発注企業の調達情報を効率的に入手するサービスとして、自社が対象になっている見積もり案件がすぐ分かるようになっている機能。特定のエリアのみをチェックすれば把握できる仕組みになっている。作成した見積もりは、TWX-21経由で発注企業に伝送することができる。
また、発注企業が自社の見積もりを検討中かどうかが分かる進捗状況管理機能もある。
b. 図面・仕様書交換サービス
伝票的なデータのみの交換であった従来のHITVANと比較して、図面・仕様書などのデータ交換が可能になったことは大きな進展である。実現した背景としては、ネットワーク技術の発達、取引先企業における電子情報取り扱い能力の向上、クライアント・サーバシステムの浸透、CADがPC上で操作できるようになったこと、などがあげられる。
利用できるフォーマットについては、受発注を実際に行う企業同士が事前に打ち合わせをしておき、相互に統一するようにしている。
c. ネッティングサービス
複数企業間の間で発生する請求と支払いをネッティングセンターで一元化し、多角相殺し、差額金額を計算するというサービスである。資金移動回数が1回になることにより、銀行振込などの資金移動コストや労務費が軽減されるというサービスである。
このサービスを利用するかどうかは会員企業の任意であり、当初は大手発注企業が中心となって取引先企業と共同して行うことが予想される。ネッティングにおいては、万一の場合決済不能といった事故も起こりうるので、対処方法やビジネスルールの細目は発注企業と取引先との話し合いで決めておくことになっている。