これだけの企業数と取り引き規模が順次TWX-21へ移行することで、TWX-21は当初から活気のあるシステムとなっており、現時点で稼働している世界最大のエクストラネットである。
日立製作所ではTWX-21の提供するサービスコンセプトを以下のように示している。
●企業間取引を実現する一貫したビジネスアプリケーション
●公平、円滑に取引が出来る管理されたビジネス空間
●ビジネスパートナーを発掘・協業する機会
●以下にその概要とサービス内容を見ていく。
?@概要
TWX-21はEDI環境によって調達に参加できる仕組みであるが、その参加方法としては、全国27カ所のアクセスポイントによる専用線の利用と、小規模企業を配慮したインターネットの利用がある。ネットワークへのアクセス時には認証が求められるため、インターネットによる接続であってもセキュリティは保たれている。
TWX-21全体を管理するのはTWX-21運用センターである。運用センターの内部は大きくMCサイトとサービスサイトの2つに分かれる。
MCサイトのMCとはMaster of Ceremonyの略で、企業間の電子商取引を正確かつ高効率に進めるため、会員企業情報や取引情報を管理する機能である。近い将来には海外展開する予定であり、各海外拠点にもMCサイトを設けて日本のMCサイトと通信を行い、全体をコントロールすることになる。主な機能は以下のようなものである。
・ 会員管理――会員情報登録管理、取引先関係管理など
・ 課金管理――課金情報管理
・ ネットワーク状況管理――ネットワーク負荷監視、障害監視など
・ 運用管理――センター運用管理
・ 他社MC接続――他社主宰MCとの接続、他
また、サービスサイトとは、調達に必要な様々な支援を実際に行うサイトであり、サービス内容ごとに分かれている。内容については?Aで詳しく見ていく。
TWX-21の全体イメージは図表3-18のようなものである。