第3章
調達におけるCALS構想
3-1 調達におけるCALS構想
3-1-1 調達におけるCALS導入の経緯
(1) 調達におけるCALSの重要性の増大
従来、資材等の調達を行う場合に購入先を選定する場合、以前から取引を続けている、地理的に近いから便利である、数社で比較してみると低価格である、グループ企業である、などの理由が主にあげられた。
しかし現在、安い労働力、安い製品を求めて、企業は世界中どこでも生産を行うようになっている。アジア各国の技術力は飛躍的に向上し、もはやその品質は先進諸国と肩を並べるようになりつつある。そのような状況において、製品の品質と価格等の条件を考慮して最もニーズに合うものを世界規模で探すことは、もはやビジネスにおいて常識になりつつある。