(1) 一般競争入札の手順
一般競争入札では、公平性や競争性が重視され、仕様書の正確性や評価基準も大切なポイントである。一般競争入札を行うためには以下の要件を満たしている必要がある。
●公告のための十分な時間があること
●入札招請に対して2社以上の入札があり、競争が行われる可能性がある
●正確な仕様書に基づいた入札であり、発注者側で同じ基準で評価できること
●責任のある最低入札をした入札者は、価格及び契約条件のネゴシエーションなしに落札できること
一般競争入札では、公示から落札の決定までの国際的な手順は以下の通りである。
?@公告及び入札招請
入札招請は予想される入札者に通知される他、主要な調達では購入者の国で一般によく読まれている新聞のうち少なくとも一紙、また国際一般競争入札では、予想される入札者が入札招請書類を請求したり、入札を用意するのに十分な期間、開札日より前に、世界的に読まれている通商関係刊行物に掲載する。
?A入札者の予備資格審査
国際一般競争入札では、一般に広く門戸を開くという意味において予備資格審査は行わない。しかし、大規模あるいは複雑な契約に対しては、能力のある入札者に入札招請が限定されるよう、予備資格審査をすることは望ましいことである。しかし、その場合でも予備資格審査は、その会社が満足にその契約を履行する能力があるかどうかという点に関してのみ行うべきであり、同種類の仕事についての経験と実績、人材、設備及び工場、財務状態の3点についてのみ審査すべきである。
?B入札招請書類の準備
入札招請書類は入札者が書類作成に必要なすべての情報を提供するものでなければならない。調達する物や作業の大きさ、複雑さによって異なるが、通常、入札招請書類は次の内容を含む。