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第1章

調査研究の概要

 

1-1 調査研究の背景と目的

 

最近の情報システムの高度化の推進に伴ってCALS(Continuous Acquisition and Lifecycle Support)が注目を浴びるようになっている。CALSは米国国防省での機器のハイテク化・複雑化に伴う調達コストや文書管理コストの増大、及び研究開発期間の長期化の問題を解決する取り組みの中で生まれてきたアプローチである。

これらの問題に対する解決策として、官民で情報を共有し合うことによりビジネス・スピードの向上、コストの削減、品質の向上、ひいてはペーパレス化の実現が期待できるCALSが用いられるようになった。

平成8年度においては、行政機関における情報の共有、活用の推進を図る観点から、行政機関における文書管理を目的としたCALSの適用方策について検討を行った。

CALSではペーパレス化という側面のほか特に、行政と企業との間の調達プロセスのー元化、システム化による調達業務の改革という面を見落とすことはできない。

このような状況を踏まえ、本調査研究では行政における調達業務へのCALS適用方策をまとめることにより、情報化の一層の推進に資することを目的とする。

 

1-2 調査研究の方法と対象

 

調査対象としては、関係省庁、地方行政機関、関係団体・企業、海外行政機関・関係団体・企業が対象となっている。また、国際間にまたがる機関も対象に含まれている。

本調査研究は以下の手順で研究を進めた。

 

(1) 国内外における調達の現状調査

 

現状調査としては、一般書籍、関連専門誌、関連省庁資料、インターネット等の二次資料を収集するとともに、CALS関連のセミナーやエキスポにも参加し、最新情報の収集に努めた。また、関係者へのインタビューも参考とした。

 

 

 

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