できない,継続している人はこれまでのフォーラムに自負心があり,方向性を決めるのが大変である。世代間の相違も現われてくる場合もある。ボランティアは若い女性が多い。最近は高校生が多くなってきている。若い女性はイメージを重視する傾向にあり,若者は遊び感覚が強く,年配者は仕事感覚が入り込む傾向にある。このような意識を理解して企画委員会を組織していかなければならない。
■ 「パステルカラーの風とサウンド」
青年の家に青年を引き寄せるためと,若さのバイタリティーがあり日本の行方を託せるたくましい人材を育てるために,「まずやってみよう」と新しく試みた事業である。毎月1回,第二金・土曜日,夜7時集合,1泊2日で5回実施した。募集は20人とし,語り合える人数としたが,定着メンバー(半分以上参加)15名であり,外国人2名・障害者1名であった。第1部は講師を招いて,パステルカラーなどを用いた創作活動―“仙青フォーラム”のディスプレーなど―,第2部はピザ等の軽食と交流と宿泊,第3部は自主企画活動―和太鼓を“仙青フォーラム”で演奏―を実施した。
若者の意識に合わせて,拘束や管理をあまりせずに,生活時間も弾力的な配慮をし,気軽に参加できるようにした。そのために気軽に帰ったり,欠席したりする悩みはあった。毎回,報告・広報・次回案内を兼ねた通信誌を発行した。若者と接するには根気と忍耐とパワーが必要である。参加する回数も,時間帯もかなり分散していてルーズな面はあったが,都市型青年の家の特徴を考えたプログラムであり,マイナス部分を相殺してさらにプラスがあった。
参加者の意見と感想によると,「いい体験活動ができた」「楽しさを発見した」「語り合いができて嬉しかった」「嫌なことが癒されて,元気がわいた」「ファジィな雰囲気がとても居心地がよく,また行こうという気持ちになった」「何かを創造し,皆で話し,作り上げていくことやっぱりいいですね」「テレビやCDの生活に慣れてしまっている私達が,現代の流れに逆らうように飲み物と食べ物だけを前にして,途切れなく話が続くということは普段の生活にあり得るでしょうか」「多国籍(国際色豊か)になればと思ったのですが,その前に日本のことを知らなさすぎる」とあった。