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で,別のプログラムにつないで行くようにする。個々の事業をつなぎ国際交流事業を総合的に進めていくようにする。

4 国際交流ボランティアによる企画・運営にするか,職員が企画・運営を担当するかは,ボランティアの関心,講師の事情,当所の方針など考慮して決める。ボランティアの企画委員メンバーにできるだけ外国人を入れる。宿泊の企画委員会や移動企画委員会など多彩なものにする。企画委員会がひとつのイベントの如く大切にする。

 

■ ボランティアの支援

 

「気軽に国際交流ボランティアを楽しんでみませんか?」というキャッチコピーを掲げ,募集すると,毎年約50人が参加してくる。「グループMATE」と称してフォーラムの企画・運営・広報及び通訳などの活動をする。フォーラム当日まで企画委員会を月2〜3回で,約10回実施する。職員の企画・運営の流れに新しい風を吹かせることにある。さらに,当所においてボランティアの支援・育成をする。また,イベントはその時だけの単発の刺激的な教育効果を狙っているが,ボランティアによる企画・運営は数回の企画委員会を持つので,その場がそのまま継続的な教育の場となっているという大きな意義がある。ボランティアの感想を一つ紹介する。

♪♪本当に参加して良かったな。ありがとう。これが,私の今の心境だ。なんとなく飛び込んだ青年の家。どんなことが自分にできるんだろう。どんな人達と出会って交流できるんだろう。企画会議から本番までワクワクドキドキだった。…自分達が企画したものが吟味されて実行されていく。準備には余裕がなかったけれどMATEと職員のチームワークで大成功をおさめたと思う。(Yさん)♪♪

 

■ “夢と壁”

 

職員の役割として,活動支援,環境・体制の整備,相談,情報収集と提供,人材開発などのボランティアコーディネーター的な資質が求められる。

1 ボランティアを啓蒙するためにボランティアの主体性を尊重し,どのように育成するか担当職員の力量にかかっている。そのためには,ボランティアの意見や考えを切ったりせずにまず受け容れ,次に新しいものを生み出すための課題を与え,討議しながら推進していくようにする。ボランティアに“夢と壁”を与える必要がある。

2 完璧を求めない。これがだめなら,別な方法を用意し,工夫する柔軟性と臨機応変の対応ができるよう,担当職員が指導・助言を与える。そのために,ボランティアのニーズを把握し,情報収集をしたり,職員自身もボランティアの実践があればよい。

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「フィリピンフォーラム」

 

3 毎年メンバーが変わるので引継ぎが困難である。しかし,毎年継続しているボランティアもおり,考え方の違う新旧のメンバーの創造性を引き出し,調整をとっていくのが,難しい場面もある。初めての人は,イメージ化

 

 

 

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