4. 国際交流
都市型青年の家における国際交流事業の展開
〜花はひとりでに咲かない〜
宮城県仙台青年の家 林崎 義昭
■ あるボランティアのひとこと
「このような素晴らしいフォーラムに参加するのみにとどまらずボランティアとして企画の段階から関われたということは,このフォーラムを2倍楽しめ,また国際交流に目を向ける良い機会ともなり,とてもラッキーなことだったと思います。年齢・職業の様々な人々と共に一つのものを創りあげる楽しさを感じました。」
(Sさん)
■ 限りなく世界を仲間に!
当所は,現在の人口100万の政令指定都市である仙台市を背景に,都市型青年の家としてボランティア養成・国際交流研修・地域リーダー育成を柱に主催事業を展開してきている。
その中で国際交流事業――“限りなく世界を仲間に!”――は,昭和60年の国際青年年記念事業として始まった。外国人との交流を目的に,宿泊研修会を継続している。昭和62年には,宮城県内の市町村に外国人を派遣し研修会を開催する出前講座を加え,さらに平成3年に特定の国を取り上げた国別フォーラムと外国語会話教室も加え,事業を広げてきた。本年度から新たに二つの事業を始めた。月1回の定期的な宿泊研修会の青年教育活性化事業と学校や公民館への出前講座の国際交流支援事業である。打切りにした事業もあるが,これまで多くの利用者に好評と評価を受けている。
しかし,今後さらに発展させるためには課題も多い。これまでの,国際交流事業の流れを振り返ることにより,プログラムの企画・運営を通して社会教育施設職員の関わり方について考えてみた。
まとめてみて,職員はボランティアコーディネーター的役割が必要であり,学社融合の推進の担い手という認識が求められるということがわかった。「調整する」「つなぐ」「広める」の三つの機能を果たすことによって新しいプログラムの発想を生み自分をつくることにつながるといえる。そして,職員の魅力が人を寄せることにもなる。