の運営がスムーズに行えるようにした。
【業務分担】(兼任あり)
・全体掌握 1人 ・状況連絡 2人
・記録写真 2人 ・会計関係 2人
・運転業務 2人 ・班付指導 6人
・看護指導 1人
【指導員関係】
・登山指導員4人(石川県山岳協会等)
・看護指導員2人(養護教諭,看護婦)
安全管理体制の面では,以下の3点に留意しながら,計画・実施した。
(1) 班付指導の確立
今年度の実施で特に工夫したことは,事業中の7日間を通して,完全に班付指導が行えるように計画したことである。つまり,45名の参加者を6つの班に分け,それぞれの班に必ず1名以上のスタッフを付けるようにした。そして,指導者が活動中に観察したことは班付指導票に記入し,毎日行われるスタッフ会議で報告するようにした。そのことによって,参加者の様子をスタッフ全員が掌握することができるようになった。また,班員とスタッフとの心理的つながりもでき,楽しく活動ができたと同時に,安全管理の上でも大きな効果を上げることができた。
(2) 健康管理の充実
健康管理面においては,事前に健康調査票を参加者全員から回収し,活動期間中に注意すべきことをピックアップした。そして,参加者全員のデータをスタッフ全員が把握することによって,より健康管理が行いやすくなった。活動期間中は,健康状態チェック表を使いながら朝の健康観察を毎日欠かさず行い,班付指導を行う際に指導者が十分に健康管理ができるように配慮した。また,登山活動には看護指導員2名,海洋活動には国能青の看護婦1名が同行し,参加者の健康状態を常に観察できるようにした。やはり,専門の看護指導員や看護婦がいると,参加者も安心感が芽生えるようである。
(3) 救急体制の整備
野外活動を行う上では,どうしても事故や病気等の思わぬ困難が生じる場合が多い。不幸にして事故が起きてしまった場合には,事前に準備された救急体制に従って,迅速かつ的確に処置を行う必要がある。スタッフのとるべき措置として,
?@事故の状況を的確に把握すること
?A応急処置などの適切な措置をとること
?B速やかに関係各方面へ連絡すること
?Cプログラム変更などの判断を行うこと
が挙げられる。そのために,
?@班付指導による参加者の観察
?A看護指導員や看護婦の付き添い
?B携帯電話や無線の使用
?C活動現場での運営本部の設置
などを行い,救急体制を整備するとともに,万一の救急時に備えた。