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プローチを積極的に進めなくてはならない。

 

■ 学社融合への取り組み

 

1 施設の基本方針

より魅力ある施設に生まれ変わるためには,施設運営を明確にし,施設職員が一丸となって取り組まなければならない。当所では,毎月2回全職員による会議を行い,意識の完全共通理解を図っている。

また,この際に「所長のつぶやき」という形で,所長の方針や考えを職員に,直接・間接に伝える場を設定している。「一つの疑問,一つの変革」を合い言葉に,所長の意向が反映し,具現化できるよう日々研鑽に努めている。

 

施設の基本方針……7つのレシピ

?@地域と共働共生

?A「青年の家」のDNA,その因子の組み換え

?B「たまり場」の機能

?C「安かろう,悪かろう」からの脱皮

?D職員の意識改革

?Eアクションを起こす

?F頼られる施設へ

 

2 発想の転換

「少年を自然に親しませ」とか「団体宿泊訓練を通じて」というねらいが組織令に定められているように,今までの社会教育施設のほとんどが,非日常的な体験(野外・自然・宿泊体験)をもとにして,利用者に感動や爽快感・満足感を享受させ,日常生活に活かせるようにしている。しかし,国立青年の家,少年自然の家の在り方に関する調査研究協力会議が報告(H.7.7.18)している3つのねらい

1 青少年の自主性を育てる

2 学社融合

3 地域の中核

は,従来のシリーズ事業(多くても10回)や短期間の事業(長くても10日間)で,果たして,達成できるのだろうか,と根本から社会教育施設のあり様を問いかけている。

3つのねらいはどれも継続・連続・専門性が重視され,非日常の側面だけでなく,日常的側面を施設が持たなくてはならない,今こそ施設は日常的に機能する施設へ変わるべきだと捉え,発想の転換を図った。正しく,意識改革そのものである。

社会教育施設 性格の転換

非日常から日常の施設へ

継続・連続・専門性の重視

 

3 地域の実態 頼られる施設へ

愛媛県の平成7年度の不登校児童生徒数(学校嫌いによる30日以上欠席)は,約800人,8年度は950人と激増している。

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公立の適応指導教室は5箇所で,当所のある南予(県下を東,中,南予の3ブロックに分ける)には,当所以外にないのが現状である。

児童生徒数は少子化のため,減少しているが,

 

 

 

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