逆にして,「これもできる,あれもできる」というようにすることだと思います。
今までは70ページぐらいの利用案内を作っていたんですが,専門職員に6ページ程度に圧縮してくださいといっています。そうしますと「野外炊飯というものができます」と書いてあるだけになります。キャンドルファイヤーについても同様です。ですから,利用者がどうすればいいんだろうとか,これをやってみたいとかいろいろ考えるようになると思っているのです。
また,事前相談に子ども達を連れてきていただく,あるいは子ども達が自主的に相談に来るときには,これが効果的なんです。
司会 先程,施設職員は調整をする指揮者である,さらには,得意な分野を持ったら良いというお話もございました。
たくさんある活動プログラム全てを相談し得る機能を,施設としてどう持つかというのは大きな課題ですよね。
先程,磐梯では研修指導員を活用なさるとのお話でしたが,相談機能を強化するといったときに,そういう人の問題はどうしておられますか。
砂賀 まず,相談機能を高めるためには,持っている資料の全てを最初から開示するのではなく,利用者に考えさせる段階を置くこと,何をしたいのかを事前に勉強させることが大事だと思うのです。そして,これはどういうことなんですかと聞かれて初めて内容などを説明する。
例えば,ネイチャーゲームって何だろうと,考えさせてから説明する。そうしますと理解も早いですし,さらにいろいろなことができることが解ってきて,何をしようか決められるわけですから,わくわくした気持ちで施設を利用してくれると思うのです。
ですから,相談機能向上のために人が多く必要になるということはないと思っています。
さらに,発展させて,青年層と一口にいっても,成人もいれば,高校生もいますし,男性もいれば女性もいます。ですから,アドバイスすべきプログラムの内容も自ずと違うはずで,少し変えるように職員に言っています。そうすることにより自主性を育むことができるのではないかと。
相談の受け方の違い(効果)を出すために,モデルプログラムのようなものを年齢別に作ってもらっています。大学にも履修カリキュラムがあって,教員免許を取りたいグループと社会教育の仕事をやりたい,生涯スポーツをやりたいという場合,それぞれの目的がかなうよう編成されているのと同様の考え方です。
こんなことをやってみたいという人には,それに併せたアドバイスができるようにする必要があります。その一方で,好評でないオリエンテーションのウエートを下げると人的にも問題なくやれると考えています。
企画立案した事業の自己評価を
司会 先程,中道さんから,まさに資質向上のため,ネットワークを設けて,若手職員研修を体系的にやるべきだとおっしゃっていただきました。それは要するに全青協の仕事とおっしゃっていただきましたが……。
中道 研修制度をやっぱりもうちょっと確立しないと……。
砂賀 今,ブロック毎に国立が中心となって職員研修を始めていますので,今後は小さな施設においても研修の成果が出てくると思います。
中道 私のところでも, 1〜2年目の職員が