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ことも示されています。

また,地域社会における教育のあり方についても,『第四の領域』の育成ということが示されております。スポーツ・キャンプ・ボランティアといった目的志向的な青年団体の活動とか,さらには,まさに私どもに関係することですが,日常生活圏を離れ,豊かな自然の中で青年の家などを活用した活動というものを第四の領域と定義しておりまして,こういう青少年団体の育成や,活動の場や機会の充実などに積極的に取り組む必要がある。こういうことが中教審より答申で出されております。

その中で,私ども青年の家が生きる力を育むための事業というものを,どのような形で取り入れていけばいいのかということから,まずお始めいただいたらと思いますが,いかがでございましょうか。

 

社会教育での『生きる力』の捉え方

 

中道 角替先生にお聞きしたいんですが,この中教審でいわれている『生きる力』ということが,どちらかといいますと学校教育の場での直接的なことが非常に多いわけです。我々社会教育施設側,特に青年の家に限りましたら,ある程度生きる力を持った,概ね15〜30歳前後の青少年を受け入れている場合,単なるサポートとか,場の提供だけではすまないと思います。生きる力をどう育てる事業展開が必要なのかということが,論議されねばならないと思います。

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実は,私どもの施設は,日帰り施設ですので,自然生活体験活動を持つのが大変難しいわけです。それで,2〜3年前からそういう生きる力をどう具体的に若者達に展開していくか悩みました。その結果,若者達に生きる力をつけるため,?@人と人との直接的なふれあいを大切にする。?A他の人との共同活動の場を多くする。?B目の前の状況から逃げない若者を作る――をモットーにしてまいりました。そして,目標として,?@青年の社会的成長,?A青年の集団的成長,?B青年の個人的成長を3本の柱にしてきました。

このような事業展開をしておりますが,生きる力ということを具体的にどうとらえたらよいか,暗中模索の状況でございます。そのあたり,教えて頂きたいのです。

角替 青少年教育施設の仕事は,学校のサポートという部分ももちろんありますが,基本的にはそれとは別個のものと考えていった方が良いと思います。

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学社融合,学社連携といわれるように,青少年教育施設の活動を含めた社会教育,学校教育,家庭教育それぞれが独自性を持っていて,その一体化や連携関係の強化が教育では最も重要であると考えた方が良いと思うのです。そうでないと,あくまでも学校が中心で,学校教育を充実させるために,他がみんなサポートしていくと考えられてしまいます。今やそのような時代ではないと思います。

学校は,広い意味での人格形成を考えた場合に,決して万全の仕組みを持っているのではないと考えた方が良いと思うのです。例えば,学校では,学習活動の基本となる単位が同年齢(学年)の者で編成されます。同年齢の者で学べ

 

 

 

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