第4部会 〜施設職員の在り方について〜
司会者 坂本義朗(高知県立青少年センター所長)
助言者 砂賀 功(国立磐梯青年の家所長)
助言者 近藤元一(山形県青年の家所長)
記録者 東 善和(国立淡路青年の家庶務係長)
21世紀を展望した青年の家の職員の在り方について
不登校やいじめの問題に対応する生涯学習や社会教育が問われる中、施設にとっては
追い風であるが、その期待や要請が大きいため、施設職員の果たすべき役割は重要であり、その資質や専門性の向上が不可決である。
これからの施設に求められる職員の資質とは
・施設設置の目的を踏まえ、現状を分析する能力を持つこと。
・社会のニーズを積極的に取り入れ柔軟に対応すること。
・意欲、やる気、フットワークを備えること。
・利用者(団体)に対する接遇の重要性を理解すること。
これからの施設運営に必要な専門性とは
・プログラム開発のための調査研究能力を持つこと。
・事業に関連したネットワークを持つこと。
・公共団体側の要請(社会、時代の要請)に対する青年の家の役割を把握する能力を持つこと。
・学社融合(連携)のリーダーシップを取るための能力を持つこと。
・第四の領域、学校外教育の『生きる力』を理解し、実践すること。
・情報化に対応する能力を持つこと。
(恒常的に保つための人材養成も不可欠)