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るい」3.6%などの肯定的なイメージは、いずれも1割以下にとどまっていた。

年代別で差が生じている項目としては、まず、「こわい」と感じる人が「20〜39歳」では41.9%であり、「40〜59歳」30.7%や「60〜74歳」29.9%に較べても高くなっている。同様の傾向は、「敏感」と思う人の割合でも見られ、「20〜39歳」が21.6%と、「40〜59歳」10.4%や「60〜74歳」6.5%に対して非常に高くなっている。反対に、「変わっている」という項目については、「40〜59歳」38.0%、「60〜74歳」38.1%に対して、「20〜39歳」33.5%と低い割合にとどまっている。

 

3. イメージ変化の方向と契機

 

1) イメージ変化の有無

 

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最初のイメージがその後に変化したかどうかとたずねたところ、全体では、「変わっていない」という人が66.5%と約3分の2を占め、「変化した」と答えた人は12.4%にとどまった。「変化した」という人の割合は、年代別に、「20〜39歳」16.4%、「40〜59歳」11.3%、「60〜74歳」8.8%と若年層ほど割合が高くなっている。また、「最初のイメージが強くなった」という人は、全体で3.6%であった。

 

2) イメージ変化の内容

 

最初のイメージが変化するきっかけ、および、どのように変化したのかについて、自由記入で具体的に答えてもらったところ、192名より回答が得られ、そこから、変化の内容としては155件が、また、変化の契機としては73件が抽出できた。

まず、どのように変化したのかということについては、大きくプラスの方向とマイナスの方向とに分けることができるが、その内容は以下のようである。

 

 

 

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