シンポジューム:『早期発見・治療と偏見除去』
富山市民病院精神科 本田 徹
1. 「精神障害」という事実の受容について
a. 診断と病名の告知について
―病名がもたらす重人さ、一人歩き
b. 受容の過程
c. 受容が可能となる条件:社会、家族、個人のレベルの相関
2. 病気(特に精神分裂病)を如何に理解するか
a. 「ストレス.脆弱性モデル」という考え方
・・・対人関係上のストレスからくる脳の機能障害を伴う心身症
cf.操欝病:社会的課題というストレスからくる障害
b. 何に苦しんでいるのか
<急性期>:自分の存在の危機
<慢性期>:自分の能力喪失
<自分の人生と病気>
3. 早期発見・治療
a. 発病の早期発見は可能か
b. 再発の早期発見の重要さ:
「具合いの悪さ」に素直になれる環境
c. 現在の治療状況の問題点
病院は心の休息の場となりえているか。
― 医療側の援助
― 家族の援助
― 経済・社会的援助
― 「存在できる場所」