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第3日<9月20日>

公開シンポジュウーム

 

高校における精神保健福祉教育実践

 

横浜国際福祉専門学校 宮脇 文恵

 

発達上、高校生はライフステージにおける最も心の危機の段階にある。自らの健康の保持増進ということに即していえば、だからこそ、最も自らの課題として学習意欲を引き出すことが可能であり、精神障害者に関する蓄積された偏見と差別を最も適切な段階から広範囲に効果的に払拭していく教育実践の場として、高校生の時期に学校教育として教えることの意味はかなり大きいと思われる。

 

(1) 単元の教育目標

精神保健に関する基礎的な知識を習得させるとともに、高校生としての発達段階とその課題を踏まえ、自らの心の健康の保持増進を図るとともに、精神障害者に対する正しい認識と理解を深め、精神保健に関する関心とノーマライゼーシヨンの考え方を育成する。

 

(2) 学年別の教育目標

第1学年:精神保健を学ぶことの大切さを、高校生の発達課題と結びつけて理解させるとともに、精神障害者の本当の姿を共感的・科学的に認識し、豊かな心の育成を図る。

第2学年:精神障害者のおかれている現状と対策を学び、精神保健に関する認識を深めるとともに、差別のないより良い社会を築くために何が必要かを考え、主体的に学ぶ力を養う。

第3学年:精神保健に関する基礎的な知識と理解を習得させ、問題の認識を一層深めるとともに、保健医療福祉の課題と精神保健に関する実践的な態度を育成する。

 

今回は、報告者が都立高校において実践した精神保健福祉の授業について、そのモデルづくりと実践、生徒の変化などを中心に報告する。

 

 

 

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