心の壁をみつめる
新潟市精神障害者団体連合会事務局長 小島 康
偏見は知らないところから生まれる。上にいる者は、知らせないことを「よし」とする日本の歴史的風土がそこにある。
精神病院という壁
私が入院した精神病院の実態(精神病院は本当に病院か?)
(1) 長期入院者
(2) 医師と病院経営…患者をつかう
(3) 患者の日常生活
(4) 医療従事者の人権感覚の欠落
精神病という壁(私の場合)
22才の発病時(両親健在)…就職の壁
35才の発病時(両親なし?)…居場所の不在
(5) 再発…社会復帰にあせる。自殺未遂
(6) 離婚…農村、婿養子、娘との別れ
(7) 生活保護…恥じ
(8) 薬とその副作用…医療不信、退院請求
法律という壁および不文律
(9) 保護者制度…患者の人権無視
家族の責任、医師の絶対化
(10) 病院サイドにそった法律
社会復帰施設建設の促進
病院チェックの法律化の必要性
(11) 患者が退院する際の家族の同行
家族・家族会の壁(家族会への提言)
世間体=遺伝病=恥じ=隠す……冠婚葬祭は勿論のこと勘当状態の退院者。面会なしの入院者。
(12) 障害者団体、グループと家族会との定期的な話し合う場、学習会をもつ。
(13) 精神障害者を地域で支えるボランティアの養成講座の開催とその組織化。
(14) 行政・医療にたいして「おまかせ」の態度、「長い者ににまかれろ」的意識を変える。
(15) マスコミ報道に対して、偏見を助長するような記事への抗議。
例えば、新聞報道(精神病院通院中、入院歴あり)文言撤廃の運動化。