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趣 意 書

 

この度、新潟市精神障害者団体連合会を発足するに至りました。今まで、新潟市には当事者の代表する団体はなく、私たちの声は病院は勿論のこと行政等に反映されることはありませんでした。昨年九月、精神保健福祉法が施行され、障害者手帳が申請することで取得することができるようになりました。今はまだ、その手帳取得による思慮は少ないですが、私どもの活動によっては福祉面の改善が期待できます。私たちは先ず、身近な問題を考え、その解決策をよく検討し、協議し、行政等に要望していきたいと考えます。

これまで、精神障害者は「怖い存在」「遺伝病」「一生治らない病気」などと誤った認識のもとにおかれていました。その為、長く精神病院で隔離にされたり、他人の目を避けるかのように家の中で小さく生きざるを得ない人たちがかなりいました。否、現在もいるのです。この偏見という壁、障害を打ち壊すことは不可能かもしれません。しかし、私たち当事者が一歩踏みだし、自分の人生は自分で選択する当たり前の社会実現をめざしたいと思います。

その為にも同じ障害を持つ者同士が交流し、また連帯し支えあう輪が広がることを切に願います。私たち新精連(ロード)はできる限り、自分たちのできることは自分たちで行ないます。多くのことを他人に任せたり、押しつけたりするような道は選びません。与えられることはあたり前という発想は依存体質を生むばかりでなく、人間の尊厳の喪失にもつながると考えています。

この私共の会の考えに同意され、賛同される方々は会則にのっとり是非とも会員となられ、行動を共にしたり、ご支援、協力、又時にはご叱正くださいますよう心よりお願い申し上げます。

 

新潟市精神障害者団体連合会(ロード)

 

 

 

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