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負担感を払拭し、本船の夜間・日曜入港を誘引することが可能となる。

また、入出港船舶の月曜集中の緩和、トータルの貨物取扱量の拡大が期待できる。

これに加えて、CY搬出入時間の延長により、港湾物流を円滑化し、荷主にとり、より使いやすい港にしていくことが期待される。

ただし、24時間・365日フルオープンに関して、「港だけオープンすればよいという単純なものではなく、山側も常時貨物を受け取り、あるいは持ち込みにくる体制ができていないと効果はない。」との指摘があり、今、仮にこの体制が実現できたとしても果たして夜間、日曜オープンに対する需要がどれだけあり、効果はどれほどあがるのか疑問視する声も多い。すなわち、今の日本の社会全体が週休2日制のサイクルで動く中、港が年中無休でも官庁や荷主企業の倉庫等が土曜、日曜の休日に対応できない。

この問題は神戸港に限らず日本の港湾全体の問題であるが、国際的な港湾の動向や港に対する需要を考えれば、当然神戸港を含め日本の港湾も外国並の物流システムが必要となるが、まず、需要と効果をよく分析・調査した上でインフラも含めた物流周辺環境の整備を真剣に考えていくことが重要である。

 

 

 

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