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4-2.使いやすい港を実現するためのサービスの向上

(1) 24時間・365日荷役可能な体制づくり

提言?荷役作業体制の確立

荷役作業の波動性に対応するため、各事業者間でのギャングの相互融通や作業の共同化・協業化を図り、24時間・365日荷役可能な体制づくりを進めていく。

?夜間・日曜荷役料金のフラット化・低廉化

現行基本料金に割増料金を吸収させる形で一本化し、オールタイムフラットな料金設定をする。なお、その際フラット化による昼間料金の上昇が極力生じないよう、作業の効率化等のコストセーブを図ることも求められる。

?CY搬出入時間の延長、フルオープン

暫定的に21:30までオープン、それ以降は予約制とし、将来的には24時間・365日フルオープンに向けて準備を進めていく。

アンケート調査結果では、港湾運送事業者の7割が夜間・日曜荷役の実施が必要であるとしている。夜間・日曜荷役の評価については、港湾運送事業者、荷主、船社・代理店の4割〜割5割が「時間、曜日の選択性の幅が広がった」ことを評価している。また、夜間・日曜荷役料金が低廉化(例えば1割程度)された場合、船社・代理店の5割が利用したいとしている。

さらに、夜間・日曜荷役の改善点として、船社・代理店の5割が「割増設定の低廉化・フラット化」を示し、港湾運送事業者の4割が「CY搬入時間の延長・フルオープン」を指摘している。

神戸港の貨物が回復途上にある中で、夜間・日曜のCT稼働率は低く、一部の外航船社には、日本港湾は日曜完休しているというイメージが残存している。このため、まず、現在は日曜荷役完休制度の例外措置として暫定的に実施されている24時間・365日荷役を常態化させ、その作業体制の確立をし、これを契機に、神戸港が常時オープンしていることを国内外にアピールすることが重要である。

また、これと並行して夜間・日曜荷役料金の割増料金を現行基本料金に吸収する形で料金のフラット化・低廉化を実現することにより、船社が抱く割増設定の

 

 

 

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