日本財団 図書館


(2) トレーラーのゲート待ち渋滞解消策

提言?現在閉めている昼休み時間帯について、ゲートをオープンさせる。

?トレーラーのゲート搬入を予約制とし、ターミナルオペレーターに搬入時間を事前に予約することにより、重複しないよう調整する。

?ゲートチェックの自動化、ゲートレーンの増設等を図ることによりゲート処理時間を短縮する。

?港頭地区の空地にシャーシ共同置き場、共同駐車場等を整備し、トレーラーの運行効率の向上を図る。

アンケート調査結果では、陸送事業者の5割が「ゲート待ち時間が長い、ゲート待ちの渋滞が常態化している」ことを指摘し、事業者の7割強が「30分〜2時間程度」の待ち時間を要し、また、輸送トータル時間に占める割合については3割強の者が「30%超」、4割強の者が「10%〜30%」をゲート待ち時間に要しているとしている。

また、ヒアリング調査結果では、横浜港、名古屋港においても、神戸港と同様にトレーラーのゲート待ちが常態化しており、ゲート増設等の対応が図られていることが確認された。

ターミナル運営面での改善策

トレーラーのゲート待ち渋滞の原因として、ゲートオープン前の朝一番、昼一番等特定時間帯に集中してトレーラーが並ぶ実態があり、現在閉めている昼休み時間帯についてもゲートをオープンすることにより、少なくとも昼一番の渋滞は相当程度解消されるものと思われる。

さらに、ゲート搬入について予約制を導入することにより、事前に搬入台数の把握と調整が可能になり、各時間帯に平準化させることにより渋滞は解消され、スムーズな搬入ができるようになると思われる。

ハード面の整備

次に、トレーラーのゲート待ち渋滞のもう一つの原因として、コンテナのゲート処理時間の長さが指摘されている。

このため、コンテナのダメージチェックも含めたゲート処理の自動化、無人化、また、ゲートレーンの増設等を行うことによりゲート処理時間の短縮化を図る必要がある。

さらに、将来的には貨物量の増大、搬出入トレーラーの増加に対応するため、港頭地区の空地にシャーシ共同置き場や共同駐車場等を整備し、トレーラーの運行効率を高め物流の円滑化を図っていく必要がある。

なお、実施に際しては、着手が比較的容易な、予約制などソフト面の取り組みを先行させ、その効果を確認しながら、設備・機器、施設などハード面の取り組みを進めることが重要である。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION