旅客数は、島内人口が7,987人と比較的多いことも寄与し、年間20万人程度である。航路利用者のうち島内居住者は約40%に過ぎず、島外からの自然景観を観賞するための観光目的や釣り・マリンスポーツを楽しむためのレジャー目的、商用やビジネス目的で利用する客が多い。
昭和27年に離島航路整備法の国庫補助航路の指定を受けたが、近年は黒字に転換しており、このため、国庫補助は受けていない。国庫補助航路から黒字航路へ転換できたもっとも大きな要因は、昭和55年の高速船の導入(平成2年にリプレース)と昭和62年のフェリー導入であるとしている。