2)利用交通手段
島外への外出における利用交通手段は「自家用船」がもっとも多く、島から出る場合(往き)では全体の63%の人が利用している。このうち、自分で操船する人が29%、家族が操船する船を利用する人が23%、家族以外の島の人が操船する船に便乗する人が11%となっている。定期船の利用者は29%、スクールボート・わかばの利用者は8%である。
一方、島へ戻る場合は、定期船の利用率は14%と往きの半分以下の利用率となる。これは帰宅者の多い時間帯(午後から夕方)に定期船が運航していないためと思われる。また、帰りの特徴としては「他人の操船する船への便乗」が多くなる点であり、島の住民が相互に助け合っている状況がうかがえる。