ウ.文教・医療施設の立地状況

沖島居住者が利用する文教施設のうち、保育所と小学校については島内に沖島保育所及び沖島小学校があるが、中学校については、昭和38年に八幡中学校に統合され、中学生は近江八幡市が運営するスクールボート「わかば」を利用して通学している。また、幼稚園もない。医療施設も島内にはない。

エ.代替交通手段の概要

沖島居住者の多くは漁業に従事しているため、自家用船(漁船)を保有する世帯が多い。そのため、定期旅客船を利用せずに自家用船を利用する者が多く、本土側の港としては旅客船の港の長命寺ではなく、堀切港を利用している。

また、対岸から目的地までの公共交通機関としては、長命寺からJR近江八幡駅へ路線バスが運行されている(1日、平日47便、朝夕は1時間に4便)。堀切港へ自家用船で渡る場合、沖島居住者は自家用車を堀切港に保管し、この自家用車を利用して各目的地へアクセスするケースが多い。

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