?利用者数の推移及び航路依存人ロ

ア.利用者数

沖島航路における平成7年度の利用者数は、井上善一事業者が約6,400人、近江八幡市が約24,000人となっている。なお、小川満事業者からの報告はないが、ヒアリングによると井上事業者とほぼ同じくらいの利用者数である。2事業者合わせて、1日当たり30人程度と少ない。

井上、小川の両事業者は、旅客輸送の他に沖島住民からの委託による手荷物や郵便物の輸送(1個当たり200円程度)、貸切り船の運航(片道1隻5〜6,000円)、スクールボートの操船を行っており、これらの業務から得られる収入によって生計を立てている。ヒアリングによれば、1日当たり15人程度の旅客輸送だけではとうてい採算はとれないとのことである。

イ.航路依存人口

沖島の人口は以下のとおりで、減少傾向にある。

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