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2. 調査対象航路の現況

 

1)舞鶴航路の現況

?運航体制

舞鶴航路の運航事業者及び航路の概要は以下のとおりである。

運航事業者の有限会社舞鶴汽船は、舞鶴市が資本金の40%を出資する第三セクターであり、運航は3隻の船舶により行われている。いずれも、船舶整備公団(現 運輸施設整備事業団)による共有建造方式により建造されたものである(現在は自己所有船)。

航路は、東舞鶴と西舞鶴を起終点とし、大丹生など10地点を経由する約27kmの航程であり、1日8便(土曜は9便)運航されている。舞鶴湾沿岸の住民の通勤・通学及び生活用品の輸送のため、昭和51年度以降毎年度国庫補助航路の指定を受けている。

なお、航路は、浦入まで運航されていたが、浦入地区居住者が火力発電所建設に伴い立ち退きとなったため、平成8年12月より、大丹生までの航路に変更となっている。

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