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◆カードシステム、バスロケーションシステム、車内における行き先案内サービス、メロディバスなどの導入により、路線バスにおけるユーザーインターフェイスの向上を図る

 

【検討・具体化の対象およびその方針】

▲ 和歌山県全域、交通圏、観光エリア内など、広域的な共通乗車券、共通カードの導入を検討する

▲ JR和歌山駅、御坊駅、紀伊田辺駅、白浜駅、串本駅、紀伊勝浦駅、新宮駅

および南海本線和歌山市駅、南海高野線橋本駅などの主要ターミナルにおけるバスロケーションシステムの導入を検討する

《和歌山県における現状・取り組み状況》

・ 熊野交通では、バス内でビデオを用いて観光地を案内するシステムを開発中である

・ 和歌山バスおよび和歌山バス那賀では、共通のカードシステムの導入を計画しており、今後「スルッとKANSAI」への加入も検討する意向を持っている

・ 大十バスでは、カードシステム導入を検討している

・ 南海りんかんバスでは、「スルッとKANSAI」への加入を検討している

 

◆ フリー乗降バスなどの導入により、路線バスの乗降サービスの向上を図る

 

【検討・具体化の対象およびその方針】

▲ 国道311号(熊野古道・中辺路ルート)、国道480号、国道370号、国道371

号などの山間部路線において検討する

▲ 日の岬周辺などの市街地から離れた沿岸部の路線において検討する

 

《和歌山県における現状・取り組み状況》

・ 有田鉄道では、花園〜高野山間などの路線でフリー乗降化を検討している

・ 御坊南海バスでは、JR内原駅〜アメリカ村および吉原〜日の岬パークのフリー乗降化を検討している

・ 明光バスでは、田辺市、上富田町、大塔村、日置川町、すさみ町の山間部においてフリー乗降化を検討している

 

?安全で快適な旅行環境の形成

◆ 車両の冷暖房化、広口は低化、乗り心地の改善を図るなどにより、快適で、付加価値の高いバス旅行環境を形成する

 

【検討・具体化の対象およびその方針】

▲ 全県各線で高齢者、身体障害者に配慮した改善とともに検討する

《和歌山県における現状・取り組み状況》

・ 和歌山バスでは、中・広口低床式スロープバスの導入を検討している

・ 明光バスでは、低床広口バス、リフト付きバスの導入を検討している

・ 熊野交通では、ワンステップバスの導入を検討している

 

 

 

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