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(2)バスの機能向上

? 利便性の高い旅行手段の確保

 

◆ 観光地間を結ぶ新たな路線バスの整備を図る

 

【検討・具体化の対象およびその方針】

▲ 有田〜中辺路を繋ぐ、国道424号および水上栗栖川線における新規バス路線

の整備を検討する

▲ 白浜・田辺〜本宮を繋ぐ、国道311号における運行路線の整備を検討する

▲ 国道370号、国道480号など、沿線で観光客の増加が大きい路線における運

行本数の増強を検討する

《和歌山県における現状・取り組み状況》

・ 和歌山県においては、各路線バス事業者が、観光客利用を見込んだ新規路線バスの運行意向を持っている。

→海南〜美里温泉〜高野山間、登山口〜紀三井寺〜ビッグホエール(ビッグホエールのイベントに合わせた不定期路線バス)(大十バス)

→和歌山市〜清水町スポーツランド〜花園町恐竜ランド、JR藤並駅〜花園、JR藤並駅〜美山村(有田鉄道)

→美山町、中津村の温泉地へ誘客を図る路線、和歌山市〜海南(御坊南海バス)

→白浜〜高野山(龍神自動車)

→国道311号の改良(平成11年完了予定)に伴う、南紀白浜空港〜中辺路〜本宮〜志古間(熊野交通:但し、具体的なルートについては未定)(この路線については現在田辺からJRバスのみが運行している)

→大島への架橋に伴う、大島へのバス路線(熊野交通)

 

◆ 観光シーズンやイベントの需要に対応するために、運行本数の増大、臨時便の運行、最終バス時間の変更などにより、路線バスの輸送能力の増大を図る

 

【検討・具体化の対象およびその方針】

▲ 白浜におけるP&BRの充実に伴う夏期の季節バス運行を検討する

▲ 南紀熊野体験博に対応した臨時バスの運行を検討する

《和歌山県における現状・取り組み状況》

・ 大十バスでは、ビッグホエールのイベントに合わせた不定期路線バスの運行を計画している

 

◆ 観光地において大型観光バスの駐停車が可能な駐車場の整備を図る

 

【検討・具体化の対象およびその方針】

▲ 国道311号、国道370号、国道480号、国道424号など、その沿線の観光地で来訪客が急増している道路において検討する

 

 

 

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