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? 安全で快適な旅行環境の形成

 

◆ 行き先案内システムの整備などの駅施設の充実や、カードシステムの導入などにより、ユーザーインターフェイスの向上を図る

 

【検討・具体化の対象およびその方針】

▲ JR紀勢本線、 JR和歌山線、南海高野線各駅において、行き先案内システムや高齢者・身体障害者に配慮した施設の整備(段差の改善、エスカレーター・エレベ―ターの設置、列車とホーム間の隙間の改善など)など、駅施設の充実を検討する

▲ 南海高野線におけるカードシステムの導入を図る

 

《和歌山県における現状・取り組み状況》

・ 和歌山県において行き先案内表示がある駅は、JRで8%、南海高野線で34%程度と少なく、また、総合案内システムが整備されている駅はない

・ 和歌山県の鉄道駅の約45%が無人駅であり、インフォメーション機能が弱い・ 和歌山県において、JR紀勢本線紀三井寺駅の駅構内施設の改良が検討されている

・ JR阪和線では、平成10年に自動改札機の導入が計画されている

・ 南海電鉄では、貴志川線を除く全線でカードシステム導入の計画がある.(平成10年予定)

 

◆ 新規列車の導入や車両の改善により、冷暖房やトイレなど列車施設の充実、乗り心地の改善、特色ある車内サービスの提供など旅行環境の快適性向上を図る

 

【検討・具体化の対象およびその方針】

▲JR紀勢本線、JR和歌山線、南海高野線において検討する

《和歌山県における現状・取り組み状況》

・ JR紀勢本線では、平成8年7月に新型特急列車の導入を図っている

・ JR紀勢本線では、速度向上に伴う施設の強化により、乗り心地の改善を図っている

・ JRでは、特急列車の禁煙車両の拡大を図っている

?低廉な旅行費用の実現

 

◆ 周遊券やフリー乗車券などの割引乗車券の充実を図る

 

【検討・具体化の対象およびその方針】

▲ JR紀勢本線、JR和歌山線、南海高野線において検討する

《和歌山県における現状・取り組み状況》

・ JRにおいては、各種周遊券、フリーきっぷ等の割引乗車券を販売している

・ 南海電鉄では、龍神、高野山、加太などを周遊する割引乗車券を販売している

・ 南海電鉄、近鉄電車、名古屋鉄道が共同で、3社の路線を3日間フリー乗降できる周遊券(3・3・3きっぷ)を販売している

 

 

 

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