祝辞
内閣総理大臣 橋本 龍太郎
内閣総理大臣杯第14回全日本世代交流ゲートボール大会が開催されるに当たり、お祝いの言葉を申し上げます。
21世紀を間近に控え、急速な少子・高齢化の進展など我が国の社会状況は大きく変化しつつあります。このような時代にこそ国民の皆様に将来に夢や目標を持って、健康で明るく豊かな生活を送っていただくことは極めて重要と考えております。
こうした中で、我が国で生まれ育ったゲートボールが、年齢や性別を問わず、誰もが気軽に楽しむことができるスポーツとして多くの人々に親しまれ、幅広い交流を通して明るく活力ある地域づくりや国民の健康・体力づくりに大きな役割を果たしておりますことは、大変意義のあることであります。
全国各地から参加された皆様におかれましては、どうか日ごろの練習の成果を十分に発揮され、世代間の相互理解を深めるとともに、全国の仲間と大いに交流の輪を広げ、今後とも豊かで生きがいのある社会づくりに貢献されますよう期待いたします。
終わりに、本大会の開催に力を尽くされた財団法人日本ゲートボール連合をはじめ、関係者の皆様方に心から敬意を表しますとともに、本大会の成功を祈念して、お祝いの言葉といたします。
