第12回全国選抜ゲートボール大会が、奈良県において盛大に開催されますことを心からお慶び申し上げます。
今日、我が国におきましては、21世紀の本格的な高齢社会の到来を控え、国民一人一人が生涯を通じて、安心して、いきいきと暮らせる明るい長寿社会を構築することが国民的課題となっています。中でも国民の老後における最大の不安となっている「介護」問題は喫緊の課題であり、厚生省としても、現在、国会に提出している介護保険法案の早期成立と、「新ゴールドプラン」に基づく介護サービス基盤の整備に全力で取り組んでいます。
また、21世紀に向けて真に明るい長寿社会を実現していくためには、同時に、高齢者の社会参加や生きがいづくりを推進していくことが重要です。このため、厚生省においても社会参加や生きがいづくりの実践に必要な環境整備を行っているところですが、何よりも高齢者の方々が自ら積極的に社会活動に参加され、生きがいと健康づくりに努められることが大切なことと存じます。
本大会に全国から多くの高齢者の方々が参加され、ゲートボールを通じて交流を深められますことは誠に意義深いことであり、本大会の開催を契機により多くの高齢者の方々の社会参加や相互交流、さらには健康増進が図られることを期待したいと存じます。
終わりに、本大会の開催に向け、御尽力されました関係者の方々に敬意を表しますとともに、参加される皆様の御健勝と財団法人日本ゲートボール連合の今後の御発展をお祈り申し上げまして、私のお祝いの言葉といたします。