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(1)紙を媒体とした地図を使用することによる長所

 

・持ち運びが容易です

紙を媒体とした地図(以下「紙地図」という)は,利用にあたり紙地図以外に道具を必要としません。従って,紙地図の利用には紙地図自体があれば良い訳です。また,一般に紙地図はコンパクトで軽量なものですから,持ち運びが容易で携帯性に優れています。

 

・利用場所が限定されません

紙地図は、使用にあたりほかに道具を必要としません。従って電源の有無等によって利用が制限されることはなく,机上や掲示、屋外など場所を限定せず様々な場所で利用できます。

 

・地図用紙の大きさが変えられます

対象とする地域や縮尺により決定する地図は,ハガキからA0まで用紙サイズを選択することで適切な大きさの地図として作成できます。

利用目的や表示内容に応じて,紙面のサイズを自由に決定できることは,紙の持つ大きな特徴といえます。

 

・簡易な情報伝達手段です。

紙は,他の情報伝達手段と比べると,安価で入手しやすい特徴があります。従って簡易に多くの人に情報を伝えることができます。

例えば,防災まちづくりプラン策定過程での説明会資料,あるいは市町村広報など,紙は広く一般的に使われており,非常に利用し易い情報伝達手段といえます。

 

 

 

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