5. 防災性のあるまちをつくる
安全な環境とはどのようなものか。防災性のある環境の要件を考える。耐災性、局限性、緩衝位、冗長性、復元性、連帯性、共存性、自立性、監視性、文化性が必要。
これからの都市の姿を考える。文節型のコンパクトで質の高い都市を目指せ。そのなかで、新しい3点セットを追求しよう。防災性のある自然網、防災はある文化軸、防災性のある居住圏。
サバイバルコミュニティの形成をはかる。自律分散型あるいは環境共生型の生活圏をめざす。水やエネルギーを地域のなかで共有する。現代の井戸端の復活。
地域の文明の島の形成をはかる。文化拠点であり防災拠点としての学校を見直そう。学校や病院、福祉施設などが一体となった文化軸を文明の島に。
身近な環境としての住まいと近隣空間の総点検を、ライフスタイルの問題あるいは文化の問題として捉える。