防災ものづくり部門消防庁長官賞
連合会自衛消防隊(大阪府松原市)
[防災井戸等防災設備の整備及び啓発]
堀町会連合会周辺地区は、一般住宅、新旧商店街、スーパーマーケット等が混在した典型的な密集市街地であるため、地区の住民は、平素から火災予防には、特に注意を払い、また万が一の場合に備え、消防署の指導による消火訓練等を毎年2回は実施しています。堀町会連合会自衛消防隊は、「自分たちのまちは、自分たちで守る」という理念の下、平成3年4月に結成され、防災井戸の設置、格納庫や動力ポンプの配備、非常サイレンの設置など、様々な取組を連合会費のみで運営しています。こうしたハード整備のほか、格納庫等のスペースとして住民が庭先を提供して協力したり、消火スプレーを各戸に支給するなど、災害撲滅を目指す住民の熱意は強い絆となり、防災を核としたコミュニティの和が形成されています。