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隊および陸海両用予備隊を利用する。必要な場合は別個の部隊、例えば海洋迎撃力作戦(maritime interception force operation)を利用するが、海軍遠征隊はいつでも各部隊を統合できるようになっている。我々は広範囲にわたる事態に即時対応できるよう、空母戦闘隊および陸海両用予備隊を同時に訓練する。海外に出れば、我が軍は分散してダイナミックなプレゼンスの態勢を維持する。米国の利益を守るべく複数のミッションを同時に遂行しつつ、我が軍は戦域全体を通して我が軍の能力が見えるように常に可動体勢を維持している。我々は潜水艦のような個別の部隊を独立的に、あるいは完全な統合軍として利用することもできる。我々は分散した部隊を指令・統制ネットワークの統合軍として結合する。特定の危機に対応した作戦により、我々は戦力の各要素を集結させ、海上戦闘部隊のようなミッション特化型部隊を編成する。侵略抑止のため、抑止が崩壊した場合に、我々は前方展開ハブを迅速に潜在的な紛争地域に集結する。我々はセンサーおよび武器の到達能力を利用し、各地に分散した戦力ネットワークを通してパワー・プロジェクションを行う。これにより、内陸奥地のプラットフォームや砲火運搬に代わる戦闘力を集結することができる。我々は、平時の関与、抑止・紛争防止、そして戦闘・戦勝に即時に対応できる態勢を整えているのである。

 

平時の関与

 

海軍の平時の役割は、地域の経済的・政治的安定が促進できる安全保障環境構築のための米国の努力を支えるべく、海外での米国の影響力とパワーを行使することである。安定は安心感をもたらし、その中で国家経済、自由貿易活動、民主主義国家が繁栄できるのである。特に経済発展と強固な貿易関係を経験している民主主義国家は、米国の利益の脅威となる可能性は低く、米国と協力してくれる可能性が高い。こうした安定と協力は我々の平時の関与によって促進され、安全保障の脅威への対応、自由貿易および持続可能な発展の促進において補助的な役割を果たすものである。我々は米国の対外政策の明確な手段として常に従事し、米国の連合構築の努力を支持することにより、平時の関与を遂行する。

 

海軍は平時においても、米国の対外政策の明確な手段として常に海外で従事している。

我々が世界中でプレゼンスを維持することにより、国際的な貿易ルートでの航行の自由が確保でき、過剰な領海宣言を国際海洋法に従わせることができる。災害時には、我々は人道的支援を供給する。これは米国の思慮深さを示すものである。我々の前方展開には常に広範囲の外交活動が含まれている。例えば、海軍兵や海兵隊員を米国国民の代表として海岸に派遣したり、外国の客人を米国の主権を有する米国海軍戦艦に招待したり、地域住民との良好な関係を結んでいる。こうした努力は米国の民主主義の理想を推進し、他国の国民との相互の敬意と理解を増大させ、友好的な政府に対する米国の支持を示すものである。我が軍は、かつての敵対国との関係改善や潜在的な敵対国との緊張を削減するなど、安全保障環境の構築を目的とした米国の外交努力を支持するものである。我々は海洋におけるモビリティと主権を利用し、他の軍では即時に準備できない平時の関与の他国への到達能力を拡張する。

 

我々の前方展開は平時の連合構築努力を支援する。我々はしばしば友好国の海軍、陸軍、

 

 

 

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