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3 神戸市の取り組み

 

(1)「省資源・廃棄物対策の促進」

 

? 基本計画中の位置づけ・定量目標

「省資源・廃棄物対策の促進」は,前述の「神戸市環境保全基本計画」の5つのまちづくり指針のうち「公害がなく,環境への負荷の少ないまちづくり」の中に位置づけられており,理念を具体化するための定量目標が定められている。これによると,一般廃棄物は,最終処分量を平成5年度レベル以上に増やきない減量目標率(目標年次で予測ゴミ量の20%程度)の設定をし,産業廃棄物については,震災復興期における排出動向の変化に対応しながら,「産業廃棄物処理指導基本計画」に定める減量化目標値の達成をすることとしている。

? 具体的取り組み

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本市では,まちの美化活動と緑化活動,飾花活動を市民・事業者・市の協働の下で一体的に行なう「美緑花神戸まちづくり」運動を通して,一般廃棄物対策を展開している。具体的には以下の事業である。

。) 美緑花まちづくり美化活動助成

地域で美化活動を行っている団体に対し,その年間延べ活動人数に応じて申請により助成金を支給している。

「)「ポイ捨て禁止条例」の制定

ごみの投げ捨てを防止し,美しい神戸のまちの復興を図るため「神戸市たばこの吸い殻及び空き缶等の投げ捨ての防止に関する条例」を施行している。

条例に基づき,「投げ捨て防止重点区域」を指定し,ポイ捨ての防止に重点的に取り組むとともに,特にたばこの吸殻のポイ捨てを防止するために「喫煙制限区城」を指定する。

また,条例の周知徹底のため,市民に対する各種のPR活動を実施する。

」) その他

以上の他に,「一斉美化清掃の日」,「街頭ごみ容器・吸殻入れの設置」,「六甲山美化協力会への助成」等の施策を実施している。

 

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ごみ量の増加に対応すると共に,省資源と環境保全の観点から,ごみ減量・資源化の大切さを広く市民・事業者に訴えかけ,ごみの発生抑制と環境にやさしいライフスタイルの確立を目指している。

平成9年度は,「広報こうべ」等各種広報媒体を使ったPRや,情報誌「護美ものがたり」の発行,地域ふれあいごみスクールの開催,大都市共同キャンペーン等を実施し, ごみの減量・資源化のキャンペーンを行った。

 

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市民に最も身近で効果のある資源集団回収活動の実施団体に対する助成や,牛乳パックの地域回収拠点づくり(回収容器の設置と団体への助成),神戸市リサイクル基金の設置・運営等の事業を展開している。

 

 

 

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