(C)既存システムとGISとの協調(連携)の在り方 地方公共団体には、GIS以外の情報システムが既に導入されている。住民基本台帳システムを始めとし、その他の既存システムとも、GISとの連携を図ることは、情報資源の有効活用・事務の迅速化・ペーパーレス化等の面において極めて重要である。ここでは、既存システムとGIS間の相互連携が考えられる分野について、その実現性の難易度にはこだわらず、いくつかの参考例を挙げていくこととする。また、参考として挙げた例は、特に優先順位を考えて抽出したわけではない。
(C)既存システムとGISとの協調(連携)の在り方
地方公共団体には、GIS以外の情報システムが既に導入されている。住民基本台帳システムを始めとし、その他の既存システムとも、GISとの連携を図ることは、情報資源の有効活用・事務の迅速化・ペーパーレス化等の面において極めて重要である。ここでは、既存システムとGIS間の相互連携が考えられる分野について、その実現性の難易度にはこだわらず、いくつかの参考例を挙げていくこととする。また、参考として挙げた例は、特に優先順位を考えて抽出したわけではない。
福祉情報システムと防災GISとの連携を図ることで、災害発生時に効果的な救助活動が実現できる。例えば、災害現場において特別な注意を要する高齢者・身体障害者等の有無を、GIS画面上で迅速に確認することが可能となる。
前ページ 目次へ 次ページ