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(?)共通インターフェースの導入〜理想的な統合型GISの実現

共通インターフェースの導入により、個別GIS間や、GIS以外の既存システムとの円滑なデータ交換が実現される。共通インターフェースの導入は、共用ニーズの高い部署から段階的に実施されていき、また、GIS以外の既存システムとの連携も、必要となる部署間から開始されていく。このような段階的な共通インターフェースの導入により、最終的に、庁内での主な既存システムとGISとの連携が図られることとなる。

大規模地方公共団体の例では、共用データが各部署のGIS側で管理され、共用データを集中管理するサーバーは存在しないケースが多くなると考えられる。(図3-8参照)このケースでは、各端末の検索機能等により、クリアリングハウス機能は代替されることになる。

一般的に、大規模地方公共団体では、庁内へのデータ提供に関して、膨大な業務内容を考えた場合、希望者の多様な問い合わせや要求に、一か所で集中して対応することは困難であると考えられる。したがって、規模の大きい地方公共団体では、

 

 

 

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