日本財団 図書館


第1章 地域と地方公共団体のGIS

 

(1)地域における情報化の役割

今日、高度情報通信社会の進展を背景に、地域における住民ニーズが多様化している。地域において、情報システムは社会的な基盤としてその重要性がますます高まってきており、また、システムで活用されるデジタル情報へのニーズは一層拡大してきている。

地域における情報化の方向としては、地方公共団体及び地域住民が主体となる情報発信形態の確立、広域的な情報化施策の推進、さらには住民が高度情報通信社会の便益を享受できる仕組の構築等が挙げられる。

このような状況を踏まえ、地方公共団体は、地域における情報化の一環として、総合的な行政情報システムの構築を推進することで、事務事業の効率化を図り、より高度な住民サービスを提供していくことを目指しているところである。

013-1.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION