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地方分権はあくまでも地域の住民の方々が地方自治を本当に自分達のものとし、住民の意思が身近な仕事に反映される仕組みを実現するための議論であり、中央と都道府県や市町村との権限の取り合いではないということを、私たちは肝に命じて今後とも進めていかなければならないと思っております。

また、今年は地方自治法が施行されて、50周年という大きな区切りの年でもございます。地方分権の議論は戦後50年の地方自治を振り返りながら、21世紀に向かって地方自治がどうあるべきかということを決める大きな議論でもございますので、その点もどうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。

最後に、地方分権の実現に向け、皆様方の御協力と御支援をお願い申し上げまして、私の挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。

 

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