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った。LOCには幹事会をつくり総括,論文,会場,展示会,行事の幹事を決め,基本的に担当幹事が会議会社などと相談して決定し,幹事会で確認して進めた。幹事会は13回,LOCは,発足時,開催前,開催後の3回開催しご意見をいただき進行に反映した。

会議会社の選定は困難であるが,数社につき実際に担当する方と面談し,予算見積もりと英文のCall forpaperを作ってもらい,英語力,手際のよと,デザインカ,時間を守るか,確実さや鷹揚となど会社の方針・マナーなどを点数に換算評価し,最高点であったICS企画(株)と定め,旅行関係はJTB(株)とした。委員会としては極力労力を惜しむ方針であったので,多くの負担をおかけしたが,期待にこたえていただき,委員や参加者からも好評を得たと考えている。

IPC,LOCの活動は電子メールを用い,ICCASのホームページをICS企画内に設定し,プログラム,旅行などの決定事項は順次掲載し,委員ばかりでなく参加者にも供覧した。

図1にICCASのホームページを示す。

印刷物が出るまえに参加者が事前にセッションの変更を願い出たり,細かな注文にも応じることができた。登録申込書もこれで取り出し,また横浜市やツアー先の京都の観光案内もリンクをはり,海外からの参加者は来日前に横浜や京都の概要を知ることができた。これもスムースに会議が進行した一因で,今後は更に便利な使い方ができるように思う。

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4 講演論文と参加者

 

論文については,107件のアブストラクトの応募があり,国際プログラム委員全員に評価してもらい点数を付け,最終的にボーダーライン付近の10件程度について,内容や参加国のバランスなども考慮し,最終的に1997年3月に会場の下見を兼ねて開催したIPCで81件を決定した。

表3に国別の参加者数と論文数を示している。

また写真1には,2冊のハードカバー・プロシーディングスはじめ,プログラム,セッション一覧,参加者リスト,会議バッグを示す。なお,プロシーディンダスについては,日本造船学会事務局で残部を販売している。

セッション構成と来聴者の概数を表4に示す。

オープニングセッションでは,吉田宏一郎造船学会会長とKaj Johansson IPC委員長の挨拶をいただき,

 

 

 

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