(56)　Buckling/Plastic Collapse Strength of Wide Rectangular Plate under Combined Pressure and Thrust

矢尾哲也,藤久保昌彦(広大)

Balu　Varghese,山村港二郎(広大院)

仁保　治(三井造船)

A series of elastic/elastoplastic large deflectionan alyses was performed for a wide rectangular plateas a part of ship bottom plating under combined lateral pressure and thrust. Semi-empirical formula was derived to evaluate elastic buckling strength of a wide plate considering the effects of lateral pressure,plate continuity and stiffeners.

　

(57)　板曲げ動的関題の有限要素解析における事後誤差評価

北村　充,信川　寿(広大)

陳　玉華(広大院),大坪英臣(東大)

有限要素法は構造問題を中心とした幅広い分野で利用されている有力な工学解析手法であるが,解の精度はメッシュ分割に大きく依存する。本論文は動的解析,特にReissner-Mindlin理論の板曲げ問題を対象とした有限要素解析の事後誤差評価法について研究する。動的解析には空間領域と時間領域の2種類の離散化誤差があるが,ここでは空間領域の離散化誤差の評価を行った。計算時間を考慮して,要素ごとに誤差を評価している。精度の高い誤差評価を得るために,境界力不連続量や不安定なせん断力に対する処理について検討する。

　

(58)　スマートストラクチャ概念の船体構造への適用に関する基礎研究(第2報)

-多点,領域,分布型光ファイバセンサによるひずみ測定-

影山和郎,金原　勲,鈴木敏夫,大澤　勇(東大)

村山英晶(東大),高橋　淳(物質研)

光ファイバを用いたひずみ/変型測定方法として,Bragg格子センサ(多点型),レーザドップラ光ファイバセンサ(多点型),BOTDR(分布型)を採り上げ,船体構造モニタリングへ適用する際の問題点と可能性を検討した。構造用炭素鋼板試験片に光ファイバセンサを張付け,引張り荷重と曲げ荷重を作用させて生じるひずみを計測した。その結果,光ファイバセンサの有用性を確認した。

　

(59)　超並列計算機を用いた分散構造最適設計〜最適化,構造解析の同時分散処理

鈴木克幸,大坪英臣(東大),内藤祐史(日本IBM)

構造最適設計を効率的に分散化する方法を検討した。解析と最適化をそれぞれ並列化することによって,超並列計算機を用いた計算に適した計算モデルを提案した。高い並列化効率と計算効率が得られるのみならず,よりよい最適解解が得られることを示した。

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