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Jong-eui Kim

Director

Ship Safety Division

(船舶安全課)

 

船舶検査に関する質問と回答

 

1. (船舶安全法、油濁防止法、漁船法の制改定及び検査の実施に携わる組織)

(1) 海洋漁業省海洋政策室の船舶安全課、船舶標準課及び海洋環境課がこれらの担当部署である。

(2) 韓国籍船舶の法定検査は、韓国政府、韓国船級協会(KR)及び韓国漁船協会により行われる。KRはKRの船級を有する船舶(1,688隻の商船及び漁船)の法定検査を行い、韓国漁船協会はKRの船級を有しない漁船の検査を政府に代わり実施し、その他(4,497隻の商船)は韓国政府自身の手によった。

2. (政府の検査のどの部分をKRに委ねているか、法令の根拠条文はどれか)

KRの船級を有する船舶の法定検査は、救命設備を含めてKRにより実施される。

関連:船舶安全法第7の3条

3. (その他の検査機関)

未だ無し。しかし韓国政府は、KR船級船以外の船舶の法定検査を、認知された民間機関に委託することを決定した。それにより、政府の検査官は海上の安全政策の実行-特にポートステートコントロールに専ら集中できることとなる。この目的に沿った関係国内法の改正は進行中であり、今年中には仕上げられると予想される。

4. (船舶検査の合理化策)

船舶と船舶用物件の型式承認及び船舶用物件の優良な製造者と工場の認定制度が活用される。

関連:船舶安全法第6-2、6-3条

5. (外国も含めた、政府が試験成績書を受け入れる組織機関)

O. 防火協会(TEL:0387-83-9861)

O. 韓国機械材料研究所(TEL:042-861-7401)

O. 韓国繊維織物検査試験所(TEL:02-262-2904)

O. 韓国化学工業試験研究所(TEL:02-635-6107)

O. 韓国電気試験研究所(TEL:0343-55-7654)

O. 韓国商品試験研究所(TEL:02-856-5615)

O. 釜山中小企業事務所(TEL:051-335-4036)

6. (政府、KR、その他機関の船舶無線設備の検査の分担)

なし。

7. (ISO 9000Sの検査への活用)

韓国政府は、IS09000Sを未だ韓国国内法に取り入れていない。しかし、ISM

 

 

 

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