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?いかだの外面のパッチ類のはく離現象は、気室の気密等には直接関係ないが、同一接着剤を使用しているので、他のテープ、接合部にも影響があるため、十分に注意して点検する。

○判定基準

次のような異常が認められた場合は、いかだ全体及び接合部の劣化が進行しているので、極めて危険であり、修理は不可能なものとしていかだは廃却処分する。

?Vテープ類のウキ(空洞)の有るもの(図-2〜4参照)

?接合部全般にいちじるしい変色または、ずれの有るもの。

?指で、こすると接着したゴム布が軽くまくれる。

?まくれた接着部の端末を指先で引張ると抵抗なく、はく離する。

?はく離した接着面は、片側に糊層が残り、糊層の伸びがなく、硬化した状態となっている。

?いかだのゴム布(天幕も含む)、取付部品等が、全体又は部分的に変色、変質等が認められるもの。

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整備に当っては、製造後8年未満と8年以上の新旧品の差異を常に見極め合否判定の目を養うことが肝要である。

(9) 廃却いかだ

(a) 廃却となったいかだは「HK検印」「品名」「型式名」「製造年月」「製造番号」「製造者名」を抹消する。

 

 

 

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