?いかだの外面のパッチ類のはく離現象は、気室の気密等には直接関係ないが、同一接着剤を使用しているので、他のテープ、接合部にも影響があるため、十分に注意して点検する。
○判定基準
次のような異常が認められた場合は、いかだ全体及び接合部の劣化が進行しているので、極めて危険であり、修理は不可能なものとしていかだは廃却処分する。
?Vテープ類のウキ(空洞)の有るもの(図-2〜4参照)
?接合部全般にいちじるしい変色または、ずれの有るもの。
?指で、こすると接着したゴム布が軽くまくれる。
?まくれた接着部の端末を指先で引張ると抵抗なく、はく離する。
?はく離した接着面は、片側に糊層が残り、糊層の伸びがなく、硬化した状態となっている。
?いかだのゴム布(天幕も含む)、取付部品等が、全体又は部分的に変色、変質等が認められるもの。