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?主気室の内圧が120mmHg(1,632mmAq)であることを確認し、床気室の内圧を7mmHg(95.2mmAq)に調整する。

?水深50cm以上の水槽等にいかだを浮かべる。

?床気室の上にいかだの定員(1人当たり75kg)及びガスボンベ、艤装品の合計質量の1.25倍に相当する荷重を均等にかける。

ただし、荷重を張水によりかける場合は、清水とすること。

?上下部主気室、床気室、天幕(乙種いかだを除く)の接合部及びその周辺を手持ち灯等で照らし、目視及び手触でずれ、はがれ等の有無を全周について確認する。ずれ、はがれ等の発生している個所はマークしておくこと。

?床気室上の荷重を取除いて、上下部主気室、床気室、天幕(乙種いかだを除く)の接合部等を、内外より目視及び手触でずれ、はがれ等の有無を確認し、ずれ、はがれ等が容易に拡大するものは不合格とする。

ずれ、はがれ等が容易に拡大しがたいものは、乾燥後、修理基準に照らして修理する。

(ロ) 乾式の場合(床上で行う場合)

?主気室の内圧が120mmHg(1,632mmAq)であることを確認する。床気室を膨脹させる必要はない。

?できるだけ均等に荷重がかかるように、原則として6個の支持台を適当に配置し(50乗りいかだの場合は、床の中央にも支持台を配置すること。)、支持台の上にいかだをのせる。この場合、下部気室と床気室の接合部を避けた外側にいかだをのせ、接合部を支えないこと。また、人間がのったとき、床気室が作業場の床面に接しないようにすること。

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