(注) 定員が異なるにもかかわらず、同一容量のボンベを使用している場合があるから、必ずガス量を確認して、所定重量のものを取付けること。
※印の型式は昭和52年4月以降製造を中止している。
(f) 検量に使用する秤は適正に校正されたものであることを確認し、秤の器差、使用公差を調べたでボンベ検量を行うこと。
秤の器差は次表の通りである。
秤は秤量20kg程度のものを用い、ばね秤は精度が悪いので使用しないこと。
(g) 耐圧試験後6年以上経過した充填ボンベ及び耐圧試験後3年以上経過している空のボンベ及び外観その他の状況が悪いガス充填済ポンペは、耐圧試験を行う必要があるが、この場合はいかだメーカーに依頼し、整備工場が独自に行ってはならない。
耐圧試験を要するボンベは現品を当該いかだメーカーに送る。メーカーから返送された際は耐圧試験年月および充てん年月を確認すること。
(h) 当該いかだのボンベを新たに交換する場合は、ボンベの温水試験の実施年月を確認する。
(i) 点検がすべて終ったら口金部のねじにボンベキャップをかぶせ、口金全体を布で包んで保護しておく。点検結果は記録しておき、最後に再確認する。