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3.3.4 試験条件及び計測項目

(1) 氷中模型実験の試験条件

第2章で示した航路の氷況より、実験条件を以下の様に設定した。

平坦氷:氷厚 hi = 1.2m, 1.5m (28mm, 34mm)

氷強度:曲げ強度 σf = 800KPa (18KPa)

氷丘脈:キール深さ 4種

船速 :1knot, 3knot, 5knot (0.078m/sec, 0.234m/sec, 0.389m/sec) ( )内は模型船相当の数値。

載荷状態:計画喫水12.5mのEven Keel

氷丘脈抵抗試験は 0.234 m/sec 及び 0.389 m/secの2速度状態に対して実施された。

4種類の氷丘脈に対して、それぞれこれらの2速度状態において、合計8回の実験を実施した。各試験の実験条件を表3.3.6、表3.3.7に示す。

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075-2.gif

(2) 開水中模型実験の試験条件

試験は満載状態で実施したが、抵抗、自航試験においては、運行経済性を検討する際に用いる可能性があるバラスト状態についても試験を追加した。詳細はAppendix1に示す。

 

3.3.5 計測項目

氷中模型実験及び開水中模型実験における計測項目を表3.3.8に示す。

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