VTT-MTの1996年の業績は表5-2-3に示すとおりである。また、顧客分野別の構成比、及び収入の種類別の構成比も併せて図5-2-4、5-2-5に示す。VTT自身の予算による研究開発は、他と比べかなり自由度の高いものであるが、最近はエレクトロニクス分野へのウェイトが増えており、本分野への配分は減少気味である。海事関係の業績は、この一部(1/4〜1/5)となるが、傾向的には同様と考えられる。
従業員は385人で、各事業グループごとに約80人ずつの研究員がいる。このうち修士卒が51%、博士卒が10%である。