2)研究開発体制・事例
フランスでは、国レベルでの造船関連の大きな共同研究開発は特に見られず、研究開発ニーズのある企業・機関は、EUレベルでのプロジェクト等に参加しているようである。
個別の研究開発はさかんに行われており、提携関係のある企業間での共同開発、例えばSEPTは、資本関係のあるMAN・B&WやMTUと共同開発し成果をあげている。
また、BV(ビューロ・ベリタス)船級協会は、各種管理ソフトの開発を積極的に進めており、例えば最近開発した統合設計評価・船舶管理ソフト「ベリスター」は、開発後まだ2年しかたっていないが、すでに世界全体で90隻に適用済み、あるいは適用予定である。